屋上堅牢度調査~機械捺染 VS 昇華捺染~

 

弊社で加工している”機械捺染””昇華転写捺染”で染めた商品の退色具合を弊社の屋上で調査結果です。
2010年7月17日~9月17日の間試験いたしました。
たったの2ヶ月でしたが恐ろしいほど退色しました。

写真の左が屋上に出さなかったもの
右が二ヶ月間屋上にさらしたものです。
本染ボンネル緑4
これは、カチオン染料 アクリル・ボンネル生地の本染(機械捺染)緑が見事に薄いです。
今回の調査でもっとも激しかった退色一等賞です。

 

 

本染ボンネルエンジ2
これも、カチオン染料 アクリル・ボンネル生地の本染(機械捺染)
エンジが薄くなって茶色っぽいです。

 

 

ツイル本染紫2
こちらは分散染料 ポリエステル・ツイル生地の本染(機械捺染)
もとの色は紫 青みが退色しています。

 

 

ツイル本染紺2
こちらも分散染料 ポリエステル・ツイル生地の本染(機械捺染)
もとの色は紺 全体的に白っぽく退色しています。

 

 

昇華転写捺染
そして最後に昇華転写捺染 ポリエステル・ツイル生地です。
ほかの本染めの色の退色に比べて、ましに見えますが、やはり青みがとんでいます。
そのせいで紫っぽい色になっています。
ましに見えるのは青味がとんでも、白っぽい退色というより紫に変色したみたいに見えますので、
あまり紫外線の影響がなかったかのように見えています。

 

 

当社の屋上は360度、日差しをさえぎるもののない見事な日当たりの屋上でした。
さらに風もきつく当って、調査用の旗群はいつもクルクルと結わえ付けていた鉄柵に巻き付いたり
ぶち当たったりしていました。
まさに劣悪な条件。

旗というものは屋外で使用され、また出しっぱなしにされることの多いアイテムです。
今年のように日差しの強い炎天下に出しっぱなしになると、新しい旗でもすぐにダメになってしまいます。
せっかく、思いを込めて製作依頼を頂く旗なので、お客様には是非とも出しっぱなしを避けていただくようにお願いいたします。

そして、炎天下または西日の強い日差しの当るお店など
どうしても、紫外線には染物の退色は防げないという事実をご理解ください。

紫外線による日光堅牢度の高さでいえば、どちらかというと染ではなく顔料プリントなどがお勧めです。

(顔料プリントは生地がゴワゴワしたり、摩擦堅牢度が低い等問題がゼロというわけではないのですが。)

このように染料によって素材によって、また取り扱いによっても大きく異なりますが
そのおかれた環境によっても寿命にかなり差の出るのが「染物」です。

 

 

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